彼とのお別れを意識してからが更なる恋のはじまり。喧嘩の度に何度でも恋を重ねていく

突然ですが彼と喧嘩した時に彼の「頼りなさ」を感じたことはありませんか。

例えばその言葉は私が傷つくから言わないでとお願いしても言い訳ばかり。

または私よりも仕事を優先している気がして、
それを伝えると軽く扱われるような態度を取られる。

それほど私を思ってくれていないような彼の態度を感じたとき、

私の不安や傷ついた気持ちを受け止めてくれない彼の「頼りなさ」って感じやすいのかなあと思います。

そんな時って彼にものすごく嫌気が差してくるもの。

彼の欠点をズタズタに指摘してやりたくなる気持ちになることもあれば、

こんな酷くて最低な彼とはもう一緒に居たくないと強い怒りを感じることもあるかもしれません。

彼と喧嘩状態にあるときって、彼が自分を大切にしてくれる男性だとは決して思えませんよね。

でもここで彼との喧嘩を二人の絆にしていくのに大切なのは、敢えて彼が今まで私に向けてくれた愛情に目を向けることだったりします。

喧嘩状態で大切にされてないように感じるのに、私から彼の愛情に目を向けるって何言ってんだこいつって話だとは思いますが順に説明していきますね。良ければ読み進めてくださいませ。

目次

愛情を見るとは美しさや輝きを見ること

まず愛の目を向けるというのは、
公園の中の誰も目にとめない場所にポツリと咲いているお花を「美しいな」と感じる心の働きに近いものがあります。

誰もが目を止めないわけですから、あなたがそのお花の美しさに気付かなければ
そのお花はずっと独りぼっちでしたよね。

例えばあなたが見つけ出したその美しいお花をある天真爛漫な親戚の女の子に「この綺麗なお花どうぞ」ってプレゼントしたとします。
あくまでもしものお話です。

でもきっとその子は満面な笑みでそのお花を受け取って、幸せな気持ちになるのではないかなあと思います。

そしてその天真爛漫な女の子はきっと貰った綺麗なお花をお母さんお父さんに「見て見て今日ね、お姉ちゃんからこんな綺麗なお花を貰ったの」
そんな風に自慢するのではないかなと思います。

その女の子の満面な笑みを見たお母さんもお父さんも、とっても幸せな気持ちになって。

あなたが見つけ出したお花の美しさを中心に笑顔が一人二人と広がっていったわけです。

人の中にある愛を見るというのはこれと同じように「人の中にある輝きや美しさ」を見つけていくことであったりもします。

でもそれが分かったからと言って、じゃあ喧嘩中の彼の愛情を何故私の気持ちに蓋をしてまで見なきゃないの?という話でもあるかと思います。

あるケース

これはある喧嘩したカップルのお話です。(このお話は僕が創作したものです)

そのカップルは付き合って一年ほどになりますが、ずっと彼の遅刻癖が直らないという問題を抱えていました。

付き合いたては彼女もいつか直るよねと我慢し続けていました。

でも一向に直らない。だから彼にある日、デートの時に遅刻して来ないで欲しいことを伝えました。

それでも直らない。だからどんどん直して欲しいという言葉を伝える時の口調が強くなり、
時には怒りながらも泣きながらも伝えたこともあります。

でもそれでも彼の遅刻癖は直らない。
そればかり彼は言い訳をすることもあるし、時に逆切れをすることもある。

この話を傍から見ると「そんな彼別れた方が良いよ」って思われる案件かもしれません。

こんな時女性側は、どんどん彼から「大切にされない」気持ちが募ってしまうかと思います。

大切にしてくれなくて悲しい。
私のことを軽く扱っているようで寂しい。

何より私が思っている彼を好きな気持ちと、
彼が私に向けている好きの気持ちの大きさが全然違う気がして寂しいし悲しい。

そんな気持ちを感じてしまうかもしれません。

sadness

対して敢えて、この時の男性の心理に目を向けるとどうなるでしょうか。

遅刻癖が中々直らない彼が一番抱えている気持ちは「大好きな人を大切にできない悲しみや無力さ」だったりします。

大好きな人を何度も悲しませることをしてしまう自分の最低さ。

自分のせいで大好きな彼女が傷ついている現実を変えられない自分の弱さと惨めさ。

どんどん彼の中に大好きな人を大切にできていない「罪悪感」が募っていってしまうわけです。

でもです。もし仮に彼がそれ程までに大好きな人を大切にできない「無力さ」や「罪悪感」を抱えているのならば、

私を思ってくれる気持ちを行動を直すことで示してくれないのは何故なのでしょうか。

本当に私を彼が思っているならば、行動を直して変えるくらい簡単なはずです。

こういう時男性側はあなたを幸せな気持ちにするための「自分の魅力や輝き」に全く自信が持てない状態だったりもします。

とってもとっても彼は自分自身に自信を持てないんです。

自分自身があなたを笑顔にできる自信が全く持てないのかもしれません。

先程の遅刻癖のある彼の話に戻せば、
こういう男性の場合、あなたにとっては取るに足らないしどうでも良いような部分で、
彼なりの愛情を示していることがあります。

例えば、遅刻した後のデートではあなたの食べたいもの、行きたいところだけを優先するとか。

デートの最中はあなたの機嫌が良くなるかどうかを常に気にしてくれているとか。

遅刻癖という一番直して欲しいとこを直してくれないのに、他のとこで愛情を示そうとするってどういうこと?っていう話でもありますが、

あなたの彼も自分に自信がなくて、
あなたが直して欲しいとお願いしたとこは一向に直してはくれないけど、
他のところであなたに愛情を示してくれるところはありませんか?

その愛情は自信がない彼にとってみれば、あなたに向ける彼なりの最大限の愛情かもしれません。

ただもちろん、彼なりの最大の愛情表現をあなたが受け取るも、取るに足らないと切り捨てるのもあなたの自由でもあります。

couple

でももし良ければ、あなたが彼とお付き合いした時に彼のどんな部分に惹かれて、魅力を感じたのかを思い出していただけたらと思います。

あなたは彼のどんな魅力に心がときめき動かされましたか。
彼の魅力に安心したり温かさや優しさを感じたこともあったかもしれません。

また人によってはこんな素敵な彼と付き合って良いの?独り占めして良いの?と思った方もいたかもしれませんし、

彼のこんな魅力が多くの人に伝わったら良いなと思った方もいたかもしれません。

でも本当の彼は魅力的ではある反面、
自信がなくてあなたのことを悲しませてしまう弱さを持ち合わせている彼でもありました。

その上で選択があります。
それでもあなたは彼の魅力を見る私になるのか、
彼の弱さを見る私になるのか。

もし仮にですが、あなたが彼がしてくれた愛情を受け取ってこんな風に伝えたらどうでしょう。

「遅刻癖が中々直らないことは許せないけど、でもあなたなりに直そうとはしてくれていたんだよね。だからデートの時はいつも私を優先して、私のお願いを聞いてくれてたんだよね。ありがとう。あなたなりに私を大切にしようとしてくれていたことは伝わったよ」

本当は自信の無い彼にそう伝える時のあなたの表情って、きっと優しいお顔をされているはずです。

そしてあなたの承認とやさしい顔は彼にとってみれば「自分の自信の無さを解き放つ魔法のような言葉」になるはずです。

そして何より彼に伝えるあなたの言葉は、
「彼の魅力や輝き」を通してあなたも沢山の人も笑顔になっていくきっかけの言葉になるかもしれませんね。

喧嘩を越えて、敢えて相手が私に向けてくれた愛情に目を向けるというのは、

二人にとっての絆を強め、
関係性にロマンスを蘇らせるのに大切なことだったりします。

二人の喧嘩を二人の絆に変えて、何度でも同じ人で恋を重ねていくことは、
今彼との喧嘩が絶えないあなたにも可能なことですよ。

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