長く付き合った彼氏と別れた。その理由とその後の過ごし方

長く付き合った彼との別れは、心に深く突き刺さるもの。
長く一緒に居れば、情も愛も親しみも沢山湧くし、家族のような密さがあってもおかしくないもの。

だから引きずりやすいし、復縁も強く望みたくなるものです。

この記事では、長く付き合った彼とのお別れ後の気持ちの立て直し方や
別れる理由、更に復縁の可能性や方法についてもお伝えしていきます。

目次

長く付き合った彼氏と別れる理由

恋愛感情が薄れてきた

恋愛感情が薄れてくるとは、刺激が薄くなってきたとも言えます。
これは恋愛初期の頃のような、相手にのめり込む要素が減ってきたとも言えます。

「何があってもずっとこの人と共に居たい」
「この先この人と共に居られるのなら、他には何も必要ないかも」

相手のちょっとしたことが素晴らしいことに見えた時に比べ、
長く付き合えば付き合う程、相手の魅力が当たり前のように思えてくる。

恋愛初期に感じるロマンスって、接着剤のようなイメージなんですね。

相手の魅力を見てロマンスを感じる度に、相手と長く共に居ることを願う。
だから、深いコミュニケーションのやり取りがなくても、
ただただ相手ともっと一緒に居たいと思えてくる。

だからロマンスの感情が、二人が一緒に過ごす意味を自然に作り出している。

でも関係が長くなりロマンスが薄れていくと、
二人で一緒に居る意味というのを、コミュニケーションで作り出す必要がある。

だからこのコミュニケーションをおざなりにしたことで、
徐々に相手と一緒に居る理由が薄れていって、お別れに繋がることはあるんですね。

結婚への不安が大きくなった

結婚への不安からお別れに繋がる例でよくあるケースは、超自立と超依存の関係性です。

家族になった光景をイメージしたら、相手の依存に答え続ける日々が一生続くように思えて苦しみを感じた。

本当はこの段階で、その「苦しさ」を男性側がシェアして、じゃあ二人でどんな家族を作り上げていけば良いのか?について考えを深めれば良いんです。でも超自立の男性の場合、共に生きるという視点を持っていないことも多いので、
今が苦しいなら未来も苦しいに決まっていると決めつけてしまい、
そのままお別れに繋がってしまうこともあるもの。

こういうケースの場合、女性側から見て別れに理由が全く見えないことも多いんですね。

これと似たようなケースで、超自立ではないけど抱え込みやすい男性が、結婚への不安が大きくなることで別れを切り出すことがあります。

結婚して自分は家族を養うお金を稼ぐことはできるのかとか。
この先も、自分はずっと彼女のことを支え続けることはできるのかとか。

そんなの一人でやる必要ないということなのですが、元々抱え込みやすい人の場合、
勝手に結婚してからの生活に不安になって、自分には無理だできないと潰れていき、
お別れを切り出してくるということがあります。

どちらをもに共通しているのは、男性側に二人で新たな価値観を作り上げていく視点がないことですね。

他の異性に心が動いた

他の異性に心が動いてのお別れは、最悪なケースと言っても良いはずです。
これをされた側の女性は、本当に心に深い傷を負ってしまいますからね。

よくあるケースは、男性側が心の底の思いに素直になっていなかったケースです。

これはどういうことかと言うと、「俺本当はこういうタイプが好きだったんだよね」とクズな発言をすることもそうですし、
他には男性側が良かれとやっていた優しさや愛情は、自分が愛されたいがためにやっていて、
思うように愛してもらえなかったから、他の異性に惹かれてしまうといケーズですね。

後者のケースの場合、まさかあなたが他の人を好きになるなんて思わなかったと女性側が感じることも少なくないんですね。

それくらいあなたに一途で、いつも優しかったり。
真面目で誠実で人を裏切りそうなタイプには見えなかったり。

でも真面目で優しい男性に限って、パートナーを傷つけたくない思いが人一倍強い人も多くて、
「本当はこう大切にして欲しい」「本当はこう愛して欲しい」と言えない男性も多いんですね。

こうして欲しいと伝える=彼女に優しく出来ない自分勝手な俺。
と捉えていることも多いもの。

でも他の異性に心を惹かれるくらいなら、言ってくれれば良くない?という声も聞こえてきそうですが、
こういう真面目な男性の場合、我慢に年季が入っていることも多いもの。

彼女に愛を示しながら、やっぱり自分の気持ちには気付いてもらえないよね。
やっぱり思うように愛してもらえないよね。

勝手に期待して勝手にがっかりして勝手に心の沼に入り込んでいることも多いもの。
それが他の異性を意識してお別れに繋がることもあるんですね。

長く付き合った彼氏と別れた後の感情

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喪失感に苛まれる

長く一緒に居た彼との別れは、心に大きな喪失感をもたらします。
彼が居た生活が当たり前すぎて、別れて直ぐは心が追い付かないんですね。喪失感を強く感じるケースに、彼との結婚を考えていたがあります。
彼と結婚を考えていたからこそ、同棲もした。
小物も家具も私の好みだけではなく、彼の好みも反映されている。

家や物だけではなく、価値観のすり合わせも彼との対話しながら行ってきて、
私の考えや価値観は、多分に彼の価値観が反映されている。

だから別れた時に、彼を思い出す要素が多くて、
でも思い出した部分に彼は居なくて、深い喪失感を感じる。

これは結婚を意識していなくても、何年も彼と共に過ごす中で、
彼という人間が私の日常に入り込んでいた分だけ、喪失感は大きくなるものです。

喪失感だけではなく、大きな悲しみも感じるもので、
胸が張り裂けそうになるほど辛くなることも多いんですね。

喪失感の処方箋は、この失恋で失ったものと得たものの両方を見ていくことです。
イメージとしては、「彼との失恋があったから、私はここまで成長できた。
「彼との恋が終わりになったから、私は新しいことに進むことができた」

こんな風に学びを得られたという方向に進むことです。
ただ時間がかかることも多いんですね。喪失感を減らすのには。

だからまずは、喪失感を通して自分を責めることをなるべくせずに、
ただただ見守るように喪失感を受け入れていくことが大切になります。

孤独感を感じる

一緒に過ごしていた時間が無くなると、孤独感が強くなることがあります。
孤独感と喪失感は、言わば表と裏のようなものでもあるんですね。

相手が埋めてくれていたポジションに相手が居なくなる。
またいつも通りの日常に、今まで居た彼が居なくなる。

彼が居なくなった喪失感を感じると同時に、
「私はもう一人なんだな」という孤独感をそこで感じるものです。

例えば強い孤独感を感じるケースとして、彼が埋めてくれたものが多かった恋愛というのがあります。

彼が私の多くを理解してくれた恋愛ですね。
私は職場に行くと、いつも人に気を遣って笑顔で居ないといけないからしんどい。
でも彼の前では、素の私を見せることができて、彼と居ると気が凄く楽だった。

だから彼と別れると、独りでしんどい毎日に立ち向かわないといけなくてそれは地獄。
彼が居なくなったから、結局私は独りぼっちで生きていかないといけない。

こういったケース。
これは元々、自分の中に孤独感があったけど彼がそこを埋めててくれた。
でも彼が居なくなったことで、今まで向きわなくて済んでいた孤独感までも感じている。

人によっては感じる孤独さが強くて、生きることに深く絶望することもあります。
それくらい、孤独感って辛いんですね。

孤独感の処方箋は、今一度自分に向けられた小さな優しさに目を向けることです。
彼とのお別れ後は、誰の優しさもいらないと思うものだけど、
でもそこで少しずつ、自分に向けられてきた優しさに気付く勇気を持ってみる。

これは孤独感を抱えている場所から、勇気を出して人との繋がりの方に進んでいくことでもあります。

新しい恋への不安

長年お付き合いした彼とのお別れがきっかけで、新しい恋が怖くなることもあります。
新しい恋への怖さは、別れ方が大きく影響してきます。

例えば、私は彼との毎日は順風満帆と思っていて、このまま結婚まで進むと思っていた。
でもある日、突然彼の方から別れを切り出された。
そうすると、「え何で?順風満帆と思ってたのは私だけ?」と感じると思います。

そして私が思っていたことと、実際の現実のギャップが恐れや不安を作り出すんですね。

このケースの場合、「彼は私が気づかなかっただけで、私に不満があったってこと?」となりますから、

その不満が何か気付けるまでは、自分は無意識に男性に振られてしまうような行動を取ってしまうのかもと、
感じやすくなることがあります。

この状態で次の恋に進むってめちゃめちゃ怖いんですね。
自分はいつの間にか相手に愛想を尽かされるような行動を取ってしまうと思うものだから。

新しい恋への不安の処方箋は、現実を正しく見る強さを身に付けることです。

例えば、うっすらと彼との別れの兆候を感じていたとか。
別れる時も、ちゃんと話し合ってお互いに納得して別れたとか。

別れた原因を「私のせいかも」と思い過ぎない別れであれば、次の恋への不安はそれほど大きくなりません。

つまり、新しい恋への不安が大きくなっているときというのは、
別れの全ては「私のせいなのかもしれない」と強く自分を責めているとも言えます。

でも本来、別れって一方が悪いことってないんですね。
振った側にも、歩み寄りが足りなかったとか。自分を変える気持ちが弱かったとか。
色々あるわけです。

だからちゃんと、その真実を見ていく強さを見ること。
それは自分を責めすぎるのではなく、適切に自分を見れるようになることとも言えます。

辛い気持ちの解消方法

友達やカウンセリングでサポートを受ける

辛い時には人のサポートを受けることも大切なんですね。

これは僕が過去に失恋した時のお話ですが、
失恋して心がボロボロになって翌日にカウンセリングを予約したんです。

僕は元々、人に弱みを見せることが苦手なタイプだったので、
何とか一人で感情の整理をしようと思ったのですが、
その時ばかりは胸が張り裂けそうで、無理だったって思ったんです。

その時のカウンセリングでは、気持ちを受け止めてもらった上で未来の話をしました。
僕がこの先、人生でどんな生き方をしたいか?というお話ですね。

僕はこの失恋に終わった恋では、相手に何をするか?相手をどう愛するか?ばかりを考えていて、
自分がどうなりたいか?どう生きたいか?を全然考えていなかった。

恐らく、一人で失恋の痛みと向き合っていたら、
いつものパターンで相手に如何に迷惑をかけない形で感情を消化していくかを考えていたはず。

失恋後に、直ぐに相手よりも自分の人生に関しての視点を持つことができたのは、
このカウンセラーさんのおかげだなと今でも感謝しています。

誰かのサポート受けるというのは、いつもの自分の切り口とは違う切り口で、
心の痛みの手当てをしていくということでもあります。

良ければ、失恋で心が辛い時はカウンセリングも視野に入れてみてくださいね。

趣味や仕事に没頭する

長く付き合った彼と別れた後、趣味や仕事に没頭することも大切なんですね。
これは彼との心の距離感を適切なものに戻す意味合いもあります。

これも僕の過去の失恋のお話しなのですが、
彼女と別れて、しばらくは彼女のことを考えることが多かったんですね。

当たり前のように毎日連絡して、週末は会って。
彼女が居た毎日が急に変わって、心が現実に追い付いてこなかった。

だから当時、少し心の立て直しができたところで、仕事に打ち込んだことがあったんです。

それは彼女を忘れる意味合いというよりは、もう一度自分の日常を構築し直すため。

楽しい思い出も普通の日々も彼女と共に作り上げた数年があって、
一人で普通に過ごして、のんびりやりたいように生きることに慣れていなかった。

そして少しずつ構築して、一人の楽しみ方、新たな場所での出会いを重ねていくと、
段々と彼女を思い出すことも減っていきました。

思い出して、思い出に浸る必要も薄まるほど、一人での日常が濃くなったんですね。

だから新たな自分と人生を構築し直すために、
趣味や仕事に打ち込んでいくことは大切なんですね。

新しいことに挑戦する

長く付き合った彼とお別れした後に、新しいことに挑戦するのも大切です。
これは新しい視点を自分の中で身に付けて、過去の失恋に囚われてしまう割合を減らすためでもあります。

これも僕の過去の失恋のお話しなのですが、
一つの恋が失恋という形で終わって、何か思い立って新しいことをはじめようと思ったんです。

元々僕は、あまり一人で旅に行くとか、一人でぶらぶらと食べ飲みしながら町散策するとか。
苦手な方だったんですけど、失恋して失いたくな存在を失ったのだから、
もう怖いものはない!という勢いで新たな自分の扉を開いてみたんですね。

そしたら、凄い楽しかったんです。
何でだろうと考えた時に、この恋を通して気付かない形に自分の心が成熟していたから。

新しいことを楽しめる余裕やゆとりが、生まれていた。この恋を通して。

だから彼と付き合った日々が長ければ長いほど、
自分では気付きにくいけど、確かに成長している自分が存在しているんです。

そして自分の成長って、今までと同じ環境や毎日だと気付くことは難しいけど、
今まで遠慮してやらずにいたことを、新しく始めて見たときに、
自分がこの恋で成長していた自分に気付けるもの。

失恋の一番の特効薬は自分への承認なんですが、
自分の変化を感じることが一番楽な形で自分を承認できることでもあるんですね。

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長く付き合った彼のことはいつまで思い出すもの?

どのくらいで思い出さなくなるものなの?

長く付き合った彼氏を思い出す頻度が多い場合、
そこには彼との恋愛が私にとっての理想を体現している割合が強かったというのがあります。

だからお別れしていても、またこういう恋愛をしたくて思い出してしまう。

仮に次に出会った彼があなたの理想の恋愛を超える男性だとしたら、
彼を思い出すこともだんだん減ってくるかと思います。

ただ新たな彼が前の彼との間で感じていた、私の心を満たすポイントを押さえていないと、
「前の彼のが良かったかもしれない」と感じることはあるんですね。

だから言うなれば、新しい彼と出会い彼から何かを貰う意識が強まっているのか?

それとも、新しい彼に何かを与える意識が強まっているのか?

貰う意識、与える意識、どちらの方に比重が傾いているかによって
思い出す度合いも変わってくるんですね。

なので彼と別れた後に、抜本的に自分の人生の再構築を図り、

・やりたかったことをとことんやるとか。
・ずっとなかったことにしていた夢を目指すようになったとか。
・自分の心がときめくことをとことんやってみたとか。

自分の心を満たし、躍らせることをやればやるほど、
恋愛観や理想のお付き合いの形も変わってくるので、

自分を変えていく方向に進むと、彼を思い出す頻度も減ってくるんですね。

長く付き合った彼のことは一生思い続けるものなの?

長くお付き合いした彼とお別れした場合、
簡単には忘れらないし、ずっと思い続けそうな感覚がすることもあるかと思います。

それはお付き合いしている中で、何気無い瞬間に相手と結婚する未来を思い描いたり、
「この先もずっと共に過ごすような幸せ」を感じたからかもしれませんが、

たとえお別れをしても、心が完全に整理されるわけではないんですね。

そして整理というのは、彼と過ごした日々の棚卸でもあります。

・私は彼のどこが好きで、彼とのどんな日々が幸せだったのか。
・彼に何をしてもらえたときに、私は幸せを感じてきたのか。
・彼との日々で、私は何を学び、どんな成長をしてきたのか。

こうしたことを振り返ることで、
自分自身の成長や恋愛観への理解を深めていく。

そうして自分の心が整理されると、
彼を思い続けるだけではなく、また誰かを好きになっても良いのかなと選択肢が生まれるようになる。

この選択肢が生まれるまでは、彼だけを思い続ける日々は続くものです。

そしてこの彼があなたにとってお付き合いするとかどうか関係ないくらい、
大切な存在であるとしたら、
彼を思い続ける形は変わっていくものなんですね。

彼と会いたいとか、愛されたいという思いは感じなくなるけど、

彼の結婚を風の噂で知ったら、心の中で「おめでとう」と言ったり、
ふとした瞬間に「元気でやってるといいな」と思い出したり。

何かを求めることはなくなるけど、
私の人生で幸せをただ願う存在に変わっていくようなイメージです。

そうした形で、彼の人生を見守る一人として、
彼を思う形に変わっていくことも多いんですね。

彼との思い出をフラッシュバックして辛くなるのはどうして?

例えば、彼と別れて数年経って気持ちが段々と元気にはなってきた。
でも腑とした瞬間に彼を思い出すことがあり、気持ちが辛くなることがある。

こういうケースの場合で考えられるのは、
彼との別れで感じた心の傷が、まだ癒えていないということですね。

胸の奥がギュっと締め付けられるような感覚になるんですね。

それはお別れの時に感じた、
「彼に振られてしまう私は価値がないのかもしれない」
「彼が私を振ったということは、私に魅力がないってことなのかな」

という風に自分を責めた気持ちが、今彼との思い出と共にフラッシュバックしている状態です。

だから彼に囚われているというよりは、
彼との別れを通して感じた、自分を責めた気持ちに囚われているとも言えるんですね。

なので、彼との思い出を忘れようとしても、
このフラッシュバックは収まらないことがある。

彼を忘れようとするのではなくて、
彼との別れを通して感じた、「自分はダメなのかも」という誤解を解いていくことが大切なんですね。

長く付き合った彼氏との復縁方法

冷却期間を設ける

別れた彼との復縁を望む場合は、冷却期間は必ず作る必要性があります。

別れた後というのは、あなたの本来の魅力や輝きは、辛いですけど見えてないんですね。
それよりも必要以上に、あなたの良くない部分が見えていることが多い。

だから彼のあなたへの印象が変わらない内は、距離を置くことが得策なんです。

でも関わらないと、彼は他の女性に取られてしまう?と思うかもしれません。
ただ彼へのあなたへの印象が良くない内に距離を詰めてしまうと、
更にあなたへの印象が悪くなってしまうこともあるんですね。

じゃあ冷却期間の後に、いつチャンスが巡ってくるかと言うと、彼がふとあなたを思い出すタイミングです。

例えば、復縁でよくあるケースは彼が新しい女性と付き合ったけども、
その女性は付き合ったらあまり彼に合うタイプではなく、
やっぱり自分を一番大切にしてくれたあなたが良いなと思うケースです。

こういうケースの場合、別れ際に潔く引いているとか。
彼と別れた後も、彼に一切連絡を取ることをしなかったとか。

彼に対して悪印象を与える行動をしていなかったことも多いもの。
だから彼が大切にしてもらえない恋愛をした時に、ふと大切にしてくれたあなたを思い出して、
あなたに連絡を取りにくることも多いもの。

これは一つのケースではありますが、
彼に再びコンタクトを取って良いかどうかの基準は、
別れ際と別れてからあなたが彼にどういう態度を取ったかにもよるので、

復縁の可能性を少しでも上げるために、冷却期間を作ることが大切になります。

友人関係から再スタート

お互いに納得する形でお別れが出来た場合は、友人関係から関係を築くことも大切になります。

ただ中には、友人からやり直すのは無理と思う方もいらっしゃるかと思います。

友人関係から関係を築き直すというのは、お互いを改めて知り直すということです

イメージとしては、恋人の距離感だったからこそ見えてこなかったものが、
友人の距離感になると見えてくるというものですね。

多くお付き合いすると、恋人に対して期待を抱くものです。

「彼氏なんだからこのくらい分かって欲しいとか。」
「彼女なんだからもっと褒めてくれても良いよねとか」

無意識に相手に期待を抱くことで、相手本来の姿が見えなくなることも多い。

でも友人の距離感に戻ることで、相手の姿がそのままに見えてくることも多いんですね。

そしてフラットに相手が見えた時に大切なのが、相手を深く知ろうとすること。

お別れに至ったという事は、ある意味で気付けなかった相手の気持ちがあったということ。

これはあなたが悪いというわけではなく、お付き合いする距離間だと、
相手の気持ちが見えなくなってしまうことも多いと思うんですね。
相手にして欲しいことも、当然のように感じるものなので。

でも友人という距離感で冷静に相手のことを見れるとしたら、
落ち着いて相手のことを理解でき、今までよりも距離を詰めることも可能なんですね。

大切なのは、友人関係にまで距離を戻すことで、冷静に相手本来の姿を見ていくということですね。

新しい自分を見せる

これは彼が知らない、あなたの新たな一面を見せていくということでもありますね。

この場合、焦点となるのは彼があなたに見ているマイナスの部分が、
気にならなくなるほどの魅力を表現できるかどうかでもあります。

長年付き合ってお別れに至ったという事は、
彼はあなたのマイナスの部分を見て、そこに不満を抱えたとも言えます。

だからこのマイナスの部分が変わらない限りは、
彼は「また付き合っても同じようなとこで不満を感じる気がする」と感じてしまい、
復縁の方向に進むことが難しくもなってしまいます。


新しい自分を見せていく場合、2つの方向性を考えていくことができます。

1.自分が抑えてきた魅力を、解放していく。
2.彼に依存していた部分を、今度は人に与えていけるような人になる

1の場合は、例えば、幼い頃は活発で人見知りしない自分が居た。
でも小学校に入り、いじめを体験して、目立つと攻撃されると思うようになった。

だから目立たないようにと、自分を隠す生き方をするようになった。

でも目立つことは攻撃されることではなく、
人に対して肯定的な影響を与えられるよことと捉え直すことで、

自分の中に眠っていた魅力を解放していくこと。

2は彼は付き合っているとき、私のさみしさをずっと埋めていてくれた。
だから彼とお別れして、心は凄く寂しいけど、
少しずつ彼がどんな風に私のさみしさを埋めてくれたのかを振り返ってみた。

彼が私のどんな言葉をかけていてくれたのか。
私が彼と居て寂しくないとき、私の気持ちはどんな風に満たされていたのか。

そこを感じて、その上で彼に感謝して、今度は私が彼のように誰かを愛せる人になる。

そうすると、心の中で彼を通して、あなたの魅力が増えていくんですね。

彼がくれたものを受け取れば受け取るほどに、
どうしたら人が寂しくない生き方をできるかが良く分かるんですね。

彼に寂しい日々から救ってもらったように、
私も同じように誰かを救えるような人になるというイメージです。

長く付き合った彼氏と別れた後の注意点

無理に連絡を取らない

まず最初に大切になるのは、無理に彼に対して連絡を取らないことです。
復縁を彼としたいと思っていたとしたら、連絡を取りたくはなっちゃうと思うんですけどね。

ここで無理に取らないという部分がポイントになります。
どうしても無理に連絡を取ってしまったとき、彼の今の気持ちを置き去りにしてしまうことがある。

彼の気持ちも見えない。私の気持ちも整理できていない。
この状況で万が一連絡が取れたとしても、
しがみつくような、彼を失いたくないようなことを伝えてしまうことがある。

彼をどれだけ好きなのかという気持ちを伝えるのも大切なのですが、
でもお別れした後は、得策ではなくなってしまうのですね。

男性はお別れを切り出した後ほど、振ってしまった罪悪感から何も考えたくないことも多いもの。

だから、期間を開けて無理に連絡しないことはすごく大切にもなります。

過去を振り返りすぎない

これは、少しずつ少しずつ、過去を振り返らないようになっていくことでもあります。
長年お付き合いした彼と別れたとしたら、当然のように過去を思い出してしまうんですけどね。

でもきっと、この恋愛を通してあなたが学べたこともいっぱいあったのではないかと思います。
だとしたら、過去を振り返るとき、この恋愛で成長した自分を振り返るのも大切。

あなたが彼との恋愛で挑戦できたこと。
彼との間で表現することができた自分。
彼との関係性を深めるための行ってきた努力。

振られて直ぐは、気分も最悪で成長した自分を振り返りたくはないかもですが、
徐々に徐々に自分の成長を振り返って、
少しずつ自分を携えながら、あなたの求める幸せへと向かっていくのも大切です。

まとめ

長くお付き合いした彼とのお別れは、本当に辛いものです。
少しずつ、前に進んでいくために大切なのは、私が私を愛するという意識です。

私が私を愛するというのは、心で感じる気持ちの一つ一つを否定しない意識を持つこと。

それは失恋に傷ついた自分も。彼に対して激しい怒りを持つ自分も。
彼を真剣に愛そうとしてきた自分も。彼との関係を大切にしてきた自分も。

全部をまるっと受け入れてあげること。
全てのあなたがあなたの幸せのためには必要で、
だからこそ、どんな自分のことも大切にする意識を持ってみて欲しい。

その意識が、少しずつ少しずつあなたを幸せの方向へと進ませてくれますからね。



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