寝れない。食べれないほどの失恋の痛みはどうしたら良いのか

失恋であまりに辛すぎて、寝られない、食べられない。
心の辛さだけではなく、肉体的な辛さも伴うとしたら、
どのようにしてこの辛さから抜け出して行くと良いのでしょうか。

この記事では、寝れない食べられないほどの失恋では
どうすれば良いのかをご紹介します。

目次

寝れない、食べれない失恋ってどういうもの?

夜になると、ひたすら泣いていた失恋

例えば、毎日夜になるとひたすら泣くような恋。
毎日泣くたびに彼を思い出して、涙が止まらなくなる度に寝れなくなる。

それは心理的には、一人で居る毎日と、彼と二人で過ごした日々があまりに違い過ぎて、
感情のダムが決壊している状態とも言えます。

でも少しずつ、少しずつ、涙を流す毎日を過ごす中で
ある日、吹っ切れる日が来ることがあるんですね。

「もうこんな風に毎日泣いていてもしょうがない」とか。
「もうそろそろ私も、ちゃんと前を向こう」とか。

これは涙には感情を解放していく作用があるからなんですね。

涙を流しながら、「彼を失って悲しい」「彼が居ないと耐えられない」
という悲しみやさみしさを感じていく。

その繰り返しの中で、少しずつ彼が居ない毎日を受け入れる心の耐性が整っていく。

だから寝れず、涙が止まらない失恋の時には、
無理に動こうとせずに、感情のままに過ごすのも大切なことなんですね。

生活リズムが崩れるほどの失恋

毎日では無いけど、ふとした時に彼のことを思い出して寝れなくなる。
そして思い出して、気持ちが沈むとご飯を食べる気力も湧かなくなる。

でもそんな状態の時は、無理に体と心の状態に逆らわないことも大切。
気持ちの赴くままに、あくまで自然に毎日を過ごしてみる。

寝れなかったら、そのまま寝ずにじっと過ごしてみる。
眠れないと、翌日の仕事に支障をきたすかもしれなくても、
でも今は自分の体と心を優先する時間を取ってみる。

食事もね、お腹がすいたらとりあえず好きなものを食べてみる。

たとえ生活リズムが崩れるとしても、
心と体が理想通りに動かないときは、
心と体の声に素直になる時間を優先してみる。

それは、自分の心と体に寄り添うことであり、
失恋をして傷つきいっぱいいっぱいの自分の心を大切にすることでもあります。

自分を大切にするって、心の声に素直になってあげることでもあるんですね。

そうして、自分の心に素直になっていくと段々と感じる気持ちも変わっていきます。

「次の恋愛ではこんな思いをできる恋をしたいな」とか。
「もっと私自身も、こんな人になりたいない」とか。

新しい希望に繋がる思いというのは、
今感じる気持ちに少しずつ寄り添う中で見えてくるもの。

失恋でとっても辛い時は、お先は真っ暗に感じるものだけど、
少しずつ、少しずつ、自分の心に寄り添う中で前は見えてくるものですからね。

振られて死にたくなるほど辛い

振られてからというものの、一日一食食べれる日もあれば、
全くご飯も食べることができない日もある。

体重は失恋してから3キロも減った。
夜は疲労が溜まっていても直ぐに寝ることはできず、
毎日気持ちが不安定になる。

こんだけ辛いなら、もはや死んだ方が楽なのではと思う日々。

そんな状態のとき、向ける範囲内で前を向くことが大切なんです。

それは、ちょっとだけご飯を食べてみようとか。
少しだけでも、今は心を休めていいって思ってみようとか。

立ち直ること。前を向くこと。次の恋愛に進むこと。
そうした大きな目標を持つのではなく、
焦らずに、今の自分ができる範囲で僅かに前を向いてみる。

立ち直ることや前に進むことを自分に求めるのではなく、
今の自分ができる範囲のことを自分に求めていく。

スモールステップにはなりますが、
失恋であまりに心が辛い時は、今の自分に合った形で前を向く意識がとても大切になります。

寝れない、食べれないほど失恋が辛いのはどうして?

失恋で寝られなくなるのはどうしてなのか

失恋で寝れなくなるのは、失った悲しみや喪失感を思い出すことが止められない状態とも言えます。

寝るという行為は心と体を休めることでもあるのですが、
自分の体や心を休める気にならないくらい、
相手を失ったことに後悔している状態とも言えます。

つまり、ずっと自分を責め続け、罰し続けている状態とも言えるんですね。

「あの時、あんなことを言わなければ別れることはなかったのかも」
「もっと私がこんな風に関われていたら、振られることはなかった」

喪失感と共に心の中で常時、自分の過去の行いを罰し続けているので、
涙が止まらなかったりすることも多いんですね。

それは彼を失った悲しみの涙、彼に対する後悔の涙。
色々な感情が含まれた涙とも言えますが、

様々な感情が心の中に波のように押し寄せてもくるので、
眠るくらい心を落ち着けることが全くできなくなるんですね。

失恋で食べれなくなるのはどうしてなのか

失恋で食べ物を食べれなくなる時というのは、心が何もしたくない状態とも言えるんですね。

何かを食べて、体力を活動できるところまで整えて元気を出していく。
また美味しいものを食べて、心の喜びや楽しみを味わっていく。

そうした体や心の元気や彩を味わうことに興味を無くすほど、
心が何もしたくないと感じている。

だから人によっては、何かを食べたくないと感じる背景に、
「もう死んでしまいたいな」とか。
「生きていても、もう仕方がないな」とか。

そういう生きることに絶望する気持ちが隠れていることもあります。

それはそれほど、失恋で負ったダメージが深かったからなんですね。

未来のことや将来のことを今は考えたくないくらい、
心の中が真っ暗闇な世界に囚われている。

だから何かを食べることに興味を持てないくらい、

・ボーっと虚無を見つめていたくもなるし。
・膝を抱えて、ひたすら泣いていたくもなるし。
・家の中で何もせずに引きこもりたくなったり。

活動することの全てを止めたくなるんですね。

失恋の期間はどのくらい続くのか

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失恋をした時に出来る心の捉え方

失恋をしたから人の心に寄り添うことができる

失恋の辛さって体験した人にしか分からないものです。

寝れないほどの辛さも、ご飯を食べれないほどの苦しさも
その辛さは体験した当事者のみが理解できるもの。

人への深い思いやりは、死ぬほど辛かった体験が作ってくれるものなんです。
辛い時は、自分で手いっぱいだから、そんなこと思えないんですけどね。

この先、あなたが誰かと思い合うような恋をするために、
もしこの体験が必要なものだとしたら、
パートナーが辛い時に相手を支え、
支え合う関係性を築くために必要な体験かもしれません。

だからそのためにも、少しので出来る範囲で今の自分に寄り添う。

食べれなくても寝れなくても、その自分に厳しい目を向けることよりも、
今は最大限自分に対する労いの気持ちを持つことをしていく。

大好きな人のことはずっと大好きかもしれない

あなたが好きになった人が、あなたを意図的に深く傷つけるような人でなければ、
相手への好きという気持ち自体はずっと変わらないかもしれません。

その好きは、一緒に居たいとか。お付き合いしたいとか。愛し合いたいとか。

そういうものではなくて、ただ相手を変わらず大切に思っているような、
行動や欲求を伴わない気持ちに落ち着くかもしれません。

だとしたら、例え失恋に終わった恋だとしても、
相手を好きでいることも、大切に思うことも何も悪いことではないはずです。

あなたにとっては、まだ好きだと思う程に大切な存在であるとしたら、
その気持ちは否定せず、大切な思いとして取っておく。

無理に好きでいることを止めることを選ぶよりは、
相手を思う気持ちは捨てずに、大切に保管することも大事なことではないかと思います。

寝れず、食べれずの失恋を乗り越えていくには

執着してしまっても、まずはそのままにする

例えば、辛いとわかっていても彼のインスタを確認してしまい、
見るたびに不安がかきたてられて、益々心が苦しくなる。

この場合、インスタを見るのをやめたいのにやめられないというのがあるかと思いますが、
無理にやめようとしないことも大切です。

傷つくとわかっていても、見たくなっちゃうんですね。

自分が傷ついてでも一緒に居たいと思えるほどの相手だとしたら、
インスタを見てたとえ傷ついても動向は確認したくなるもの。

だって自分が傷つくことよりも、彼を完全に失うと感じる事のが辛いはずですからね。

だから見ない方が不安が激しくなって心が辛くなっちゃうはずです。


失恋後に彼のインスタを確認しちゃうのは、心の防衛反応でもあるんです。
彼を完全に失ってしまうという、今よりも最悪な状況を何とか避けたいから。

だから執着してしまう気持ちは、まずはそのままにしてあげることが大切なんです。
無理に執着をやめようとは思わないこと。

一歩進んだら、5歩下がるイメージで良い

寝れない、食べられない。
心の辛さが体の反応にまで出ているとしたら、
無理に体や心を前に進めようとしないことが大切です。

身体に反応が出るくらい心が辛いとしたら、
当然、早くこの状態から脱したいと思うものです。

でもその中でも、あえて何もしない時間を過ごしてみる。
心や体の反応の赴くままにしてあげる。

そしてちょこっとその中で、何かをする気になったらしてみる。
また少し、前向きなことを考えたくなったら考えてみる。

その後、また寝れない、食べれない状態が続いても、無理をしないこと。

そうやって、少しずつ自分の動ける範囲を探していく。

動ける範囲を見つけることができると、
段々と辛さや苦しさの全体像が見えてくることがあります。

そこで、はじめてこの失恋がどれだけ大きなものだったのかの理解が進んでいくんですね。

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まとめ

寝れない、食べれないほどの失恋の場合、心はかなりのダメージを受けています。

いつもだったら当たり前にできることが、できなくなるほどですからね。

だからこそ、無理をしない。焦らない。前を無理して向こうとしない。
という意識が大切になってくるんですね。

そしてできれば、それだけ辛い恋だとしたら、誰かに話を聞いてもらってみてください。
一人で抱え込まずに、気持ちに寄り添ってもらいながら気持ちの立て直しを図る。

その意識も大切になってきますからね。

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