今回の記事では喧嘩するたびに
何度でも二人のロマンスを作るコツについてお伝えしたいと思います。
今回の記事で一番お伝えしたいことは
「相手の痛みを理解することが二人のロマンスを作る」
良ければお読みくださいませ。
喧嘩の何が辛いのか
例えば彼と喧嘩した時って気分は良くありませんよね。
「私を大切に思うなら、もう少し言い方はあるよね?」と思うこともあるし、
「私を好きなら、私のこともう少し理解してくれても良いよね?」と思うこともあるかもしれません。
彼との喧嘩が一度や二度なら良いですが、何度も何度も同じようなことで喧嘩が続くと
次第に彼との関係性に嫌気が差したり、うんざりしてくるものです。
「何度も同じようなことで喧嘩するってことは、彼はそれほど私の傷ついている気持ちを理解してくれてないってこと?」
そんな風に何度も続く喧嘩が
「私は彼から愛されていない」という思いをより強めていき、
彼とのお別れを意識するようになることもあるかもしれません。
喧嘩って長引けば長引くほどに、
彼から愛されていない思いを強めてしまいますからとっても辛いですよね。
喧嘩って大好きな人に怒りという反する気持ちを感じないといけないことが辛いものです。
例えば彼のことが大好き。一緒に居たい。彼と理解し合えている。
そう感じているとき心はとっても幸せですよね。
逆に彼が嫌い。彼の顔すら見たくない。もう彼は無理。
そう感じたとしたら心は苦しいはずです。
好きか嫌いかどちらかだけの気持ちを感じていたとしたら心は楽ですよね。
好きなら一緒に居る。嫌いなら離れる。
素直に気持ちのまま動けるはずです。
でも喧嘩の時って好きも嫌いも感じるものですから、
好きなのに嫌いな素振りをしてしまいたくなることや、
嫌いなのに好きなような素振りをしてしまいたくなる、
心と行動が一致しなくなることがすごく辛いんですよね。
だから喧嘩の度にロマンスを作るためには、
二人の心の中に「理解し合えている」「好きでたまらない」
という気持ちだけを感じる状況を作ることが大切になるのですが、
その状況を作るために大切なのが
「彼の痛みを理解するということ」
言い換えれば、「彼が大好きなあなたをずっと好きだって感じられなくなる心の痛みがあるとしたら、彼の心にどんな痛みが隠れているのか理解すること」
まだどういうこと?と思われる方も多いかと思いますのでより深めてお伝えしていきますね。
ある女性のお話
あるところにこんな女性が居ました。
その女性はお付き合いしていて三年になる彼が居ました。
彼女は最近になり彼との結婚も意識し始めたのですが、それと同時に彼との喧嘩も頻発するようになりました。
彼は喧嘩になると彼女に決まって「俺だって仕事で忙しいんだ」と口にします。
彼女は彼との結婚も意識しているからこそ彼との価値観の違いに敏感になり、
今後の二人の関係性についてを彼と話したいと思っているわけですが話にすらならないことが多いわけです。
次第に彼女の中にもイライラが募るようにもなり、
「本当にこの彼が結婚相手で良いのかな?」という不安や、
「今後の関係についての話もできないなら付き合っている意味はないのでは?」と強い怒りを感じるようにもなりました。
喧嘩の度に彼と一緒に居る未来に明るいものが見えなくなっていったわけです。
そして悶々とした気持ちを抱えながら、彼とのお別れについても意識していたある時。
彼と私にとっての共通の友人でもあり、
彼にとっては20年来の親友とひょんなことからご飯に行くことになったわけです。
そこで彼女は共通の友人に彼との関係性について話をしてみました。
彼女「付き合いたての頃の彼はいつもマメだったんだ。
デートに行けばよく私の気持ちを気遣ってくれる。
ラインでも良く私のことを気にかけてくれていた。
会って相談するといつも親身になって聞いてくれて、
私の気持ちを一番に考えてくれて寄り添ってくれた。
だからこの人となら結婚しても良いのかなと薄々感じてもいたんだ。」
友人「そうだったんだね。
二人は見てて本当にラブラブそうだったしね。
あいつ(彼)にとっても○○(彼女)の存在はすごく大きく見えてたよ。」
彼女「そう見えてたんだ。
でも段々と彼の私への対応が雑になってきたように思うの。
ラインも三日に一回なこともざらにある。
相談しても顔に不機嫌が滲み出ている。
最近は私よりも仕事優先な感じで。
三年も経てば私に冷めてきたのかなと最近は思うし。
彼は私をそんなにもう好きじゃないのかなと思うと、
別れた方が良いのかなとも考えているの」
友人「実は二人が付き合いたての頃、あいつ(彼)すごい舞い上がっててさ。
○○(彼女)のように気遣い上手で本当にやさしくて、
居るだけで癒されるオアシスのような女性と付き合えてすげーうれしいって言ってたんだ。
俺それ聞いてすごい嬉しかったんだ。
あいつ家庭環境が複雑でさ。
両親が共働きで家に帰ってこないこともあるし独りっ子でもあるから、初めてあいつと会ったときすっごい寂し気な男だったんだ。
俺から見てあいつはずっと人との間の温もりを求めているように見えた。
だから○○(彼女)のような人を心から大切にできる女性なら、
あいつを最高に幸せにできるって思ってた。」
彼女はそれを聞いて、時折見せる彼の寂しげな顔を思い出しました。
そこには彼の隠れた心の痛みがあるように彼女は思っていたわけです。
続けて友人はこうも言いました。
友人「あいつ昔から弱音が吐けなくてさ。
きっと両親が家に居ることが少なかったから、人に相談するっていう発想がないんだろうな。
よく抱え込むんだよあいつ。
でもあいつさこうも言っててさ。
○○(彼女)と居ると独りで頑張ってる感じがなくなる。
支えられてるってこういうことなのかなって言ってたのよ。
あいつにとって○○(彼女)は人生で初めて人の温もりを感じさせてくれた存在なんだろうな。
でも不器用だから○○(彼女)にはそんなこと口にしてないよな。
本当はあいつも「今忙しいんだ」なんて大切な彼女に言いたくないはずなんだ。
でも○○(彼女)に怒っちゃうくらい余裕がないんだろうな。
○○(彼女)がまだあいつのことが好きなら、
これからも支えてあげて欲しい」
彼女は彼の20年来の親友であるこの友人の言葉に強い重みを感じ、
彼が伝えてはくれないけど心の中で思っているであろう「私を大切に思う気持ち」に思いを馳せてみたわけです。
そうすると彼が忙しながらも私の心に寄り添ってくれていたことを思い出したわけです。
・いつも話し合いの時間を作ろうとしてくれていること。
・喧嘩になっても私を責めたりする言葉は全く使ってないこと。
・彼は喧嘩するといつも謝ってくれること。
行動の量は昔とは違えど、
彼の行動の奥にある「私を大切に思う気持ち」は
全く変わっていないことに気付いたわけです。
この友人の言葉に勇気を貰った彼女は彼にこう伝えてみることにしました。
「いつも喧嘩の度に何でちゃんと向き合ってくれないのと言ってしまってごめんなさい。
向き合ってくれてないんじゃなくて仕事がすごい忙しくて余裕がなかったんだよね。
でも余裕がない中でもいつも時間を作ってくれてありがとう。
本当はあなたも怒りたくなんてなかったんだよね。
ちゃんと考えてみると、余裕がない中でも私との時間を作ってくれているのは
私を大切に思ってくれてるからなんだよね。
私を大切に思ってくれてありがとう。
これからも互いのペースを尊重しながら進んでいこうね」
男性にとって大好きな人に辛い思いをさせてしまうのはとっても辛いことなんです。
「僕じゃ君を幸せにできないのかな」
「君を怒らせる僕は君に相応しくないのかな」
でももし男性の言葉にできない彼女を大切に思う気持ちを、女性側が理解できたとしたら。
それは男性の彼女を大切にできている実感につながり、
彼女と「ずっと一緒に居たい」「彼女以外考えられない」と
好きだけを表現できる関係性を作ってあげることにもなるわけです。
そしてそのために必要なのが「彼の心の痛みを理解する」こと。
喧嘩をすると私たちは彼が私をどれだけ好きで、どれだけ私を必要としているのかということに関して自信がなくなってしまい、
彼はそれほど私を愛していないと感じやすくなってしまいます。
でももし彼が過去に沢山傷ついてきた人で、
その痛み故に求めている優しさや温もりがあり
その魅力をあなたが彼に提供できているとしたら。
喧嘩する前も喧嘩しているときも彼にとってあなたは唯一無二で大好きでたまらない存在であり、あなたを手放したくないとずっと思っているわけです。
だから彼の心の痛みを理解して、彼があなたをどれだけ好きで居るのかに気付くことは、
二人の喧嘩を更なるロマンスに繋げていくみたいですよ。
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