彼はわたしを好きなのに離れようとする。「逃げるな!」と言いたいけど言えない。本当の彼の気持ちを知りたい

問題とは=わたしが愛すると彼は逃げる。
わたしのことを好きなくせに別れを切り出す。
わたしの愛情を心の中では求めてるくせに私を求めてないかのような態度を取る

と、この記事では考えていきます。

目次

例えばこんなケース。

彼とはお付き合いして1年ほど経ちます。

彼が私に猛アプローチしてきたことでお付き合いが始まりました。

付き合って1か月くらいの頃、彼に私の何が好きなの?と聞いたら
「君と居ると今まで出会ったどの女性よりも安らぐ」と言ってくれました。

そんな風に言ってくれたら、そりゃ私は彼から愛されているのかなあと安心しますよね。

でも3か月くらいしてから、彼の態度が急におかしくなったんです。

デートにはドタキャンするし。理由を聞こうとすると怒るし。

酷い時はもういい。別れるなんて言ってくることもある。

彼に愛されているって自信も持っていたのに、
そんな態度を取られてからは彼と別れるのが怖くて、気を遣ってばかりの恋愛になってしまいました。

今はまだ一応彼と関係性を続けていますが、苦しいと感じることもあります。

一体この先彼とどのように関係性を続けていくと良いのでしょうか?

最初は私のことをすごく好きだったのに、
いつしか彼が私を好きではないかのような言動が増えていく恋愛。

これって女性側が本当に苦しくなりますよね。

彼の態度が急変する=男性の自信のなさの表れということが殆どなのですが、

こういう彼の場合、自分の自信の無さってあまり見せてくれないのですよね。

だから女性側から見ても理由も全くわからないし検討が付かないままに、
彼の態度が急変したように見えやすいもの。

私たちの心って彼の行動の理由が分からないという不安な状態が一番恐ろしいものなので、

理由が分からないと自分を否定する形で理解しようとすることがあるのです。

例えば、私が何かしてしまったから彼の態度が変わったのでは?とか。

私が魅力的ではないから、彼は私に愛想を尽かしたのでは?とか。

彼が急に態度を変えたのが「自分に自信がない」という理由からくるものだとしても、
彼の愛されることへの恐怖は彼の言動からは見えてこないことも多いですから。

だからこの態度が分からない=自分に原因があると思いざるを得ない恋愛って本当に苦しいのです。

彼の態度に一喜一憂してしまいやすくなりますし、

彼に気持ちが振り回されてしまうことも多いですし、

とにかく疲れたしんどいって感じやすいかと思います。

本当にこういう恋愛を今まさにされている方は本当に彼を愛すること、理解することをめちゃめちゃ頑張られていますので、

少しご自身へ「私よく頑張ってるなあ」と一声かけてあげてから、
この後のブログも読んでみてくださいね。

態度が急に変わる男性ってどんな男性なのだろう

さて。ほんの少しだけでもご自身を労う時間を取っていただけたでしょうか。

そしたら次にこれをお読みの方的に、
最初は私のことを好きなのに急に態度を変える男性ってどんな男性だと思いますか?

僕だったらパッと直感で浮かぶのが、
自分勝手な男性。我儘な男性。人に対する思いやりが欠けている男性っていうのが浮かんできます。

女性が「私って彼にもしかしたら嫌われてる?」って思う状態がどれだけしんどいか、
あまり理解できてないんだろうなあと思ったりもします。

と同時に「あまり人から深く愛された体験がないのかなあ」と思ったりもします。

例えばあるところにこんな男性が居たとします。

その男性はずっと競争の世界に生きてきました。
競争の世界とは結果が出ないと叩かれ、失敗をすると出し抜かれると感じる世界。

心の安らぎがまるでないような日々です。

当然人と弱味を見せ合う、欠点を補い合うなんていう温かみのある人間関係は
人生の中で感じたことがありません。

人生は勝者しか報われないと思って生きてきました。
だから勝者になれない自分には価値がないと思っ
てきました。

心の中には常に弱い自分と強くあらねばならばない自分との戦いがありますが、
心の中に居る弱い自分=自信の無い自分は誰にも見せずにきました。

急に態度を変える男性の中にはこんな心の葛藤や自信のなさがあると言われたら
皆さんはどう思われますか。

ピンとこない。よくわからないと感じる方もいるでしょうし、
人によってはそれだけ強くあろうとする男性なら逃げるっておかしくない?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

今まさに問題のある彼と関係性を持たれている方だとしたら、
彼の心の奥に孤独さや寂しさを感じたことはないでしょうか。

何となくだけど彼はさびしそう的なやつです。

でもその寂しさに触れようとして彼との関わりを試行錯誤するけど全然触れさせてもらえない。
むしろ彼との距離が余計に遠のいた気もする。

そんな体験をされた方もいらっしゃるかもしれません。

もしその彼の中の触れられないその寂しさが、
彼がずっと自信の無い自分を隠しているが故に感じている寂しさだ、と言われたらどう思われますか。

woman-23

でも当たり前に考えて急に態度を変えられるというのは死ぬほど嫌なことです。

「あんなに好きを示してくれたのに急に嫌いになったかのような態度って何なの!」

「私のこと好きって言ったくせに大切にしてくれないなんてふざけんな!」

「私があなたに心を許したのはあなたを好きだからなのに、
私の思いを裏切るような態度を取るなんてほんとに許せない!」

私のことが好きなのに、逃げる離れる居なくなるってどう考えても怒りしか感じなくなるはずなのです。

「何であなたはそんなことをしたの!」
「どうして私を裏切るような真似をするの?」

そんな風に感じる方もいらっしゃるかもしれません。

彼が心の中に隠している自信のなさとは

例えばあるところにこんな男性が居ました。

彼は彼女のことが大好きなのですが、何回も何回もデートの度に遅刻したりドタキャンをしてしまうことがありました。

自分でも最低の行いをしているって分かるのに彼女を前にすると謝ることができません。

たった一言なのにごめんねと言う勇気が出ないのです。

それが彼女を傷つけることになるとよくわかっているつもりではいます。

でも謝れない。その度に気分は自己嫌悪で最悪になります。

だからこんな男よりも他の人にした方が良いよと思い、つい別れようと言ってしまう。
それが益々彼女のことを傷つけてしまうというのに。

彼はある時考えたのです。
彼女のことは本当に大好きなのに、それとは真逆の行動ばかり取って彼女を傷つけてしまうのはどうしてなのか?と。

そして考えた先に見つけたのは「自分の自信のなさ」でした。

彼は愛されるということがどういうことかずっと知りませんでした。

学生の頃はいじめを経験しました。自分の弱さがいじめを招くと学んできました。

社会に出てからは結果を出すことを常に求められてきました。

結果が出せず怒鳴られ、時にはクビにされる同僚を見ては
この世界は結果だけが求められると信じてきました。

弱い自分が求められる場など、どこにもないと思って生きてきました。

そんな時に出会ったのが今の彼女です。
彼女はとっても優しくて笑顔が素敵で
「こんな俺」にも分け隔てなく笑顔で接してくれる女性です。

この彼女と一緒に居ると、心がただ穏やかで安らかな気分になってくるんです。

愛されるってこういうことなのかもしれない。
そう感じた彼は彼女に猛アプローチをしお付き合いすることになりました。

でも関係性が進展すればするほどに心がもぞもぞするようになりました。

何か彼女と会いたくない感じ。
彼女を避けたくなるような感じ。

そんな自分にとって都合の悪い感覚を無視しようとすればするほど、
仕事の忙しさや仕事の疲れとかを言い訳にして、
デートに遅刻したりドタキャンするようになりました。

でも彼は自分と向きあって初めてもぞもぞ感の理由に気付いたのです。

それは「ただただ彼女を失うことが怖いだけだった」のです。

自分に初めて愛を教えてくれた女性を失ってしまったら、
もう自分の世界に愛を感じさせてくれる女性は居なくなってしまう。

でも「自分の自信のなさ」を言葉にするなんて彼にとってはあり得ません。

それを見せることそのものが、彼の中での一番彼女に嫌われる理由そのものでした。

そして同時に自分はどれほど彼女の愛情に甘えていたのかに気付いたのです。

「自分がこんなに彼女を傷つけてしまっていたのは、彼女ほどすごい人ならこんな俺でも愛してくれるに違いないと期待していたからで、
俺はその期待通りにならないと怒っていた最低の人だったのだと」

それに気付いた彼は今までの自分の非を彼女に謝り、自分の自信のなさを彼女に見せました。

彼女はそれを受け入れ、その姿に彼はますます彼女に惚れ直し、

心を入れ替えて彼女が自分を支えてくれた分だけ、
今度は自分が彼女を支えていこうと心に決めていきました。

彼の酷い行動の奥にある自信のなさというのは、心の奥深くにしまいこまれているものです。

そしてその自信のなさを拾い上げれて包み込めるのは、
他でもない彼が惚れたあなたなんですよね。

でも彼の言動が酷いものばかりだとしたら、
女性側も自信を失ってしまうもの。

だからまずは女性側がそれでも彼を愛したいと思う場合は、
ご自身の彼を包み込めるほどの愛情深さを受け取る。
彼の心理をより的確に理解していく。

などをして心に厚みを作り、
自分が傷つきにくく的確に彼を愛せるような状態を整えるということが大切です。

彼があなたに惚れたということは本当はあなたなら彼の全てを包み込めるのです。

どうかそのあなたの素晴らしさだけは感じてみてくださいね。

『カウンセリングのご予約はこちらから↓』
06-6190-5131
予約センターで齋藤佑磨のカウンセリングを希望したいとお伝えくださいませ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次